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マーケティング

Web制作に使える3C分析

3cさえしっかり見えていればそうそう外すことはありません

 

こんにちは。アイルの中西です。今回は中小企業様向けのWebサイト制作時に「商談のお問合せを獲得する」という目的があった場合に使える3C分析をご紹介したいと思います。

 

3C分析とは

3C分析とは、商売において戦略を見出す際に「市場」「競合」「自社」の観点から分析し、成功要因を考えるためのフレームワークです。それぞれ「市場(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」の頭文字で3C。有名ですね。

ちなみに、私たちは現代マーケティングの第一人者、フィリップ・コトラー氏の考えに基づき、「市場」を「顧客(Client)」と言い換えて考えております。

 

分析対象の要素を具体的に書いてみます

その前提で具体的に3つの要素を書き出してみると以下のようになります。

顧客

・顧客の業種、業態、その内訳

・受注パターン

・失注パターン

・リピート注文

・ロスト顧客

・今後広げていきたい顧客層 など

 

競合

・競合の業種、業態、その内訳

・競合勝ちパターン

・競合負けパターン

・競合の強み、弱み

・競合の動き

・今後脅威となる競合 など

 

自社

・経営理念および事業の方向性

・組織の形態、意思決定のプロセス

・販路の種類、品質、対応範囲、価格、小ロット対応、短納期対応

・企業理念、実際の会社の風土

・提案力、対応の柔軟さ など

 

Web関係ないですやん!と思われた方。その通りです。

おそらくWeb上で検索キーワードを叩いて競合調査を行ったり、キーワードの検索ボリュームを調べたりすることから始めると思われがちですが、最初はWebの事を考えないほうが多いです。(もちろんこういう作業は行いますがこれはSTP分析で行います)

 

私たちのWeb制作における3Cの目的

ここでの3C分析の目的は「現状を把握する」ということです。

私たちのWeb制作時においてはWebっぽいキーワード調査や、仕様設計・デザインの前にまずこの3Cによりお客様のリアルに関する情報を整理してゆきます。

 

というのも「商談のお問合せを獲得する」というWebサイトの場合、「誰」に対し「何」を伝え「どう選ばれるか」を、表現することが大切であり、その核となる要素がそのままリアルの3Cに当てはまるからです。

例えば、農家さんの場合「おいしい野菜がほしい人」に対して伝える内容と「栄養の高い野菜がほしい人」に対して伝える内容は違います。どっちのターゲットを狙うのか?自分たちの野菜はどうあるべきなのか?他の農家さんとどのように差別化していくのか?このあたりはWebではなくリアルの3Cを整理できていなければ判断しにくい部分です。

ですので、まず3C分析で現状を把握することにより、方向性を整理することができますので、Webで商売を行う戦略を立てる上で重要だと実感しております。

 

ちなみにこれは個人的な考えですが、お客様側で既存(リアル)の戦略が確立されており、かつWeb上でも同じ戦略を展開する場合、この3Cさえ押さえておけば問題ないというくらい大切な要素です。

 

まとめ

Web制作においてもリアルの現状を把握し、整理することは重要です。最終アウトプットはWebですが、Web特有の点しか考えていないと思わぬ落とし穴に遭遇するケースが多いと思います。遠回りなように見えて、実は最終的にスムーズな制作が可能になると思いますので、ぜひ意識して頂ければ幸いでございます。