Webドクターコラム
> > ジャンプ率を操って、読ませるコンテンツ作り
Webドクターコラム
デザインライティング

ジャンプ率を操って、読ませるコンテンツ作り

ディレクターの中川です。

本日はデザイン寄りのお話…ジャンプ率についてお話しいたします。

最近電車の中吊り広告などで、
やたら大きな見出しと小さな文字の本文でできたデザインを見たことはありませんか?そんなデザインが「ジャンプ率の高い」広告です。

 jump14104_01

ジャンプ率とは「次に続く文字とのサイズの差」のこと。
例えば「見出し」と「本文」がある記事を作成すると、見出しの文字サイズを目立つようにしますよね。ジャンプ率を高くして見出しを目立たせるのは、小学生もやっちゃうくらいのデザインの基本です。
見出しと本文に使った文字サイズの差が大きいと「ジャンプ率が高い」と言います。

中吊り広告で生かされているジャンプ率の力

私が最近よく見る電車の広告はこちら。
ビジネス英会話に力を入れる英会話スクール「Berlitz」の広告です。

 jump141024_berlitz_ad

出典:http://www.berlitz.co.jp/info/ad.html

通常電車などに掲示する広告は、少し離れた距離からでも読んでもらえるよう
「短く・分かりやすく・すぐ読める」ように作るのが定番ルールだったのですが、
最近のトレンドはジャンプ率が高い広告です。

元々大きな見出しはそれだけで印象的なデザインになりやすいので、
美術展の告知ポスターなどデザイナーには好まれます。

ですが最近トレンドとなってきた理由は
「読みたい人は小さな文字でも読む」という理由が一番大きい。

忙しい世の中ですから、誰にでも読んでもらうことを目的にするよりも
あらかじめ読んでほしいターゲットにだけ伝われば広告の目的は達成です。

視界の中に入ってくる大きくキャッチーな見出しとデザインでぐっと引き込み、
小さな文字を追って読ませる。

ジャンプ率を効果的に使うことで、ターゲットをうまく選別することができるのです。

ジャンプ率の違いをWebコンテンツ作りに活かす

「検索順位を上げるためにはWebサイトに質のよいコンテンツを増やす」というのは間違いないルールですが、
質の良いコンテンツであったとしても、たくさん詰め込むだけではお客様にとって迷いのモトです。
ロボットはデータを集めますが、お客様の大半は目を使って読んでいるわけで、
可読性の高いデザインをしながらのページ作り、が最適です。

この可読性の問題をジャンプ率が解決します。

もともとWebページは横幅が広く、目で追いづらい構造なので、
適宜見出しを作っていくことが大事です。
見出しが多ければ多いほど、とは言いませんが
通常の文書よりも意識的に見出しで内容を小分けにした方が読む側に優しく、ターゲットを誘導するのに効果的です。

お客様にとって最も関心のある話題が大きな見出し(=ジャンプ率の高い見出し)になっていれば、そこだけを拾い読みできるのでボリューミィなページでもお客様を逃すことはありません。

大きさを変える以外にも、
下線を付ける、文字の色を変える、飾りをつけるなど
見出しを目立たせるのはちょっとした工夫ですから、すぐに実行できます!

jump141024_03

※その際はもちろん余白や行間も大事にしてくださいね。